【西洋占星術基礎】ASC(アセンダント)について — 自分を映し出すもう一つの顔

ASCの基本情報

項目	内容
ホロスコープでの役割	第1ハウスの起点。人格形成・行動パターン・外見的印象の基礎となる
中心的な存在／個人の核	「自我の輪郭」や「人生の始まり方」を象徴する
表すもの	第一印象・外見・雰囲気・行動様式・生き方の方向性
対応天体（支配星）	各サインによって異なる（例：牡羊座ASCなら火星、牡牛座ASCなら金星）
算出基準	生まれた瞬間、東の地平線に昇っていた黄道十二宮の位置
周期	約24時間で黄道を一周（地球の自転によって変化）
各サインの滞在期間	約2時間（出生時間により変化）
年齢域	0歳（誕生の瞬間）〜人生全般のスタートテーマ
逆行	しない（地球の自転に基づくため）
天体区分	感受点（天体ではないが、人格を決定づける重要要素）

アセンダント（Ascendant）は、生まれた瞬間に東の地平線に昇っていたサイン（星座）のこと。
ホロスコープの中では「第1ハウスの起点」となり、外の世界に見せる自分の顔・第一印象・人生の方向性を示します。

太陽や月が“内面”を表すとすれば、アセンダントは“外から見たあなた”そのもの。
周囲があなたをどう感じるか、また、人生のスタート地点のようなテーマを象徴しています。