占星術において、インターセプトとは、あるハウスの中に1つのサイン(星座)が丸ごと入った状態を意味します。通常、1つのハウスは、あるサインから始まり、次のサインに移行しますが、インターセプトがある場合は、そのサインはハウスの境界線を越えて、反対側のハウスにもまたがります。
インターセプトがあるハウスは、そのサインのエネルギーが表に出にくいため、課題や才能が表れにくいと言われています。
インターセプトの種類

インターセプトは、サインごとにみるものと、ハウスごとにみるものの2種類があります。
サインごとにみるインターセプト
サインごとにみるインターセプトは、各サインの特徴を理解することで、インターセプトの意味をより深く理解することができます。
例えば、第1ハウスに双子座のサインがインターセプトしている場合、自分の個性や外見を表現することが苦手である可能性があります。また、第7ハウスに蟹座のサインがインターセプトしている場合、対人関係において、相手に自分の気持ちを理解してもらうことが難しい可能性があります。

この場合、5ハウスの中にまるまる天秤座が内包されています。周囲とバランスをとるのが苦手と言えます。
ハウスごとにみるインターセプト
ハウスごとにみるインターセプトは、各ハウスの意味を理解することで、インターセプトの課題や才能をより具体的にイメージすることができます。
例えば、第2ハウスに水瓶座のサインがインターセプトしている場合、自分の価値観や財産を大切にすることが苦手である可能性があります。また、第8ハウスに獅子座のサインがインターセプトしている場合、他者から注目されることや、自分の才能を発揮することが難しい可能性があります。
インターセプトの意味

インターセプトの意味は、大きく分けて以下の3つが挙げられます。
インターセプトの象徴
インターセプトがあるハウスは、そのサインの象徴であるものが、表に出にくいと言われています。例えば、第3ハウスに牡羊座のサインがインターセプトしている場合、コミュニケーション能力や行動力を発揮することが苦手である可能性があります。
インターセプトの課題
インターセプトがあるハウスは、そのサインのエネルギーをうまく発揮することが課題となります。例えば、第4ハウスに牡牛座のサインがインターセプトしている場合、家庭や故郷への愛着を深めることが難しい可能性があります。
インターセプトの才能
インターセプトがあるハウスは、そのサインのエネルギーを深く理解することで、大きな才能を発揮できる可能性があります。例えば、第5ハウスに双子座のサインがインターセプトしている場合、コミュニケーション能力や知性を活かして、芸術や創作活動で活躍できる可能性があります。
まとめ
インターセプトは、占星術において重要な要素の1つです。自分のホロスコープにインターセプトがある場合は、この記事を参考にして、自身の才能や課題について理解を深め、より豊かな人生を送るためのヒントにしてください。
補足
インターセプトは、ホロスコープの解釈において、必ずしもマイナスの意味を持つわけではありません。むしろ、インターセプトがあるハウスは、そのサインのエネルギーを深く理解することで、大きな才能を発揮できる可能性があります。
また、インターセプトは、出生地や出生時間によっても変化します。そのため、自分のホロスコープにインターセプトがあるかどうかは、必ずプロの占星術師に鑑定してもらうことをおすすめします。
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