こんにちは、現役占星術師のスカルノ(X@sukarno_999)です。
2区分って何?
占星術では、12星座を「男性宮」と「女性宮」の2つのグループに分けることができます。この区分は、その人の性格や行動傾向を理解するための重要な指標となります。
それらを2区分やポラリティ- polarity(極性)と言います。
この記事では
2区分について解説します。
あなたの星座はどちらに分類されるかな?
占星術の2区分とは
占星術の2区分とは、星座を「男性宮(陽)」と「女性宮(陰)」の2つに分ける方法のことを指します。これはポラリティとも呼ばれ、12星座を6つずつ、2種類に分けたものです。
この分け方により、星座の性質を大まかに二極に分けることが可能となります。
2区分の星座分類
星座は以下のように分類されます。
ホロスコープで見ると、男性宮と女性宮は交互になります。
2区分を詳細に解説
実践で使うために、2区分を使い
ホロスコープを読んでみましょう。
また、この章の後半では
星座ごとに2区分を詳しく見ていきます。
2区分を使ってホロスコープを読む
占星術では、2区分の観点から
「外交的」or「内向的」か
を読み取ることが出来ます。
今回は例として
メンタリストDaigoさんの
ホロスコープをお借りしてきました。
男性宮 | 女性宮 |
4 | 8 |
メンタリストDaigoさんは女性宮のほうが多い結果となりました。
以下を参考にされてください。
女性宮のほうが多い場合
女性星座(陰)が多い人は、内向的で慎重な傾向があります。
変化を好まず、安定した生活を好みます。自分の考えや意思を内側に秘め、周囲の状況をよく観察してから行動します。
そのため、相手の気持ちや考えを尊重し、周囲と調和を保つことに長けています。また、自分の考えや感情を表現するのが苦手なため、誤解されやすい場合もあります。
男性宮のほうが多い場合
男性星座(陽)が多い人は、
積極的で外向的な傾向があります。
常に新しいことに挑戦し、自分の考えや行動を積極的に表現します。
そのため、リーダーシップを発揮したり、周囲を巻き込んで物事を進めたりするのに長けています。
男性宮(陽)の性質
男性星座(陽)は、積極的でアクティブな性質を持ち、意識が自分の外へ向かいやすいとされています。
社交的で、アウトプットと自己表現が上手で、現在の状況にとどまらず、さらに発展することを望む傾向があります。
牡羊座
競争意識が高く、エネルギッシュで、判断力にも優れています。リーダーシップを発揮する一方で、自己中心的な行動を取る傾向があります。
双子座
思考が早く、コミュニケーションスキルが高く、社交的な性格を持っています。しかし、その社交性が不誠実に見えることもあるため、注意が必要です。
獅子座
自然とリーダーシップを発揮し、グループの中心に立つことが多いです。しかし、内面は敏感で、幼さを持っています。
天秤座
バランス感覚が優れており、平和を愛する性格です。しかし、調和を重視するあまり、自分の本心を隠すこともあります。
射手座
新しいものを追求する探求者で、何か面白いものを見つけるとすぐに没頭します。しかし、その探求心から、他のものに興味が移ることもあります。
水瓶座
知識が豊富で個性的、自分の価値観や思考を大切にします。そのため、時々、人から変わり者と見られることもあります。
女性宮(陰)の性質
一方、女性星座(陰)は、消極的で受け身な性質を持ち、意識が自分の内側へ向くとされています。
保守的な考え方を好み、急激な変化よりも地に足をつき、将来を整えるために動くことを好む傾向があります。
女性星座(陰)は以下の6つの星座で構成されています。
牡牛座
忍耐力があり、一歩一歩確実に努力を積み重ねることで、他人からの信頼を獲得します。しかし、自分自身のルールに固執するため、少し頑固な面も見られます。
蟹座
強い意志を持ち、自分の考えを他人に強く押し付ける傾向があります。
しかし、周囲の影響を受けやすく、感受性が高く直感に優れています。
乙女座
実直で丁寧、現実的な思考をする人が多いのが乙女座の特徴です。好き嫌いがはっきりしており、その好みによって行動が大きく変わることもあるので注意が必要です。
蠍座
外見は控えめですが、内面には強い感情を秘めています。物事の本質を見抜く洞察力があり、興味を持ったことは深く追求します。
山羊座
強い責任感と厳格さを持ち、目標や地位を確実に掴む力強さが特徴です。しかし、目に見えないものに対する信頼が薄い傾向があります。
魚座
その優しさから、他人の影響を受けやすく、他人に振り回されることが多いです。しかし、常に注目を集めたいという性格から、依存関係に陥りやすい傾向があります。
女性星座はどちらかというと受け身と覚えてました。
星座と日常生活
星座の知識は日常生活にも役立ちます。
例えば、自分の星座の特性を理解することで、自己理解を深めることができます。
また、他人の星座の特性を理解することで、他人の行動パターンを予測し、人間関係をより良好に保つことができます。
さらに、自分自身の行動傾向や性格をより客観的に見ることができ、自己改善のための手がかりを得ることもできます。
星座の知識は、自己理解や他人理解、さらには人間関係の構築に大いに役立つツールとなります。
なお、この2区分は占星術の基本的な分類法の一つであり、他にも3区分や4区分という分類法も存在します。
3区分では星座を活動・不動・柔軟の3つに分け、4区分では火・地・風・水の4エレメントに分けます。
総括:まとめ
これらの分類法を組み合わせることで、より詳細な星座の性質や人間の性格を読み解くことが可能となります。
自分の星座の特性を詳しく知り、自己理解を深め、人間関係をより良好にしたいなと思った方は一度ご相談ください。
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