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【占星術】オポジションが与える影響について

占星術

こんにちは、現役占星術師のスカルノ(X@sukarno_999)です。

占星術のオポジションって何?

そんなあなたのために、占星術のアスペクト、ハードアスペクトであるオポジションについて解説します。

この記事を読んでわかること
  • オポジションの解説
  • 12星座のオポジションの解釈
  • 吉星・凶星のオポジション

ホロスコープのアスペクト:オポジションとは

オポジションの意味

オポジション(衝)は
占星術におけるアスペクトの一つです。

ハードアスペクトに分類されます。

二つの天体が天球上で180度の角度を形成している状態を指します。

このアスペクトは、通常、対立、挑戦、またはバランスを求めるエネルギーを示すとされています。

オポジションの影響

オポジションが与える影響は
以下の5種類です。

  • 対立と挑戦
  • バランスと調和
  • 自己認識と成長
  • パートナーシップと関係
  • クリエイティブな解決策

1. 対立と挑戦

オポジションは、関係における対立や挑戦を示す可能性があります。これは、個人の内部での葛藤や、他人との関係における摩擦を表すことがあります。

2. バランスと調和

一方で、オポジションはバランスと調和をもたらす力も持っています。二つの異なるエネルギーが互いに影響を与え合い、結果的には一種の調和を生み出すことがあります。

3. 自己認識と成長

オポジションは、自身の弱点や課題に気づくきっかけを提供することがあります。これにより、個人は自身の成長と自己認識を深めることが可能となります。

4. パートナーシップと関係

オポジションは、パートナーシップや関係における重要なテーマを浮かび上がらせることがあります。これは、ビジネスパートナーシップや恋愛関係における調和とバランスを示すことがあります。

5. クリエイティブな解決策

オポジションは、異なる視点やアプローチからの解決策を見つけることを促す可能性があります。これは、クリエイティブな解決策を見つける上で非常に有用なアスペクトとなり得ます。

12星座でイメージするオポジションの関係

以下の星座の組み合わせは、オポジションを形成しています。

  • おひつじ座×てんびん座
  • おうし座×さそり座
  • ふたご座×いて座
  • かに座×やぎ座
  • しし座×みずがめ座
  • おとめ座×うお座

3区分(活動宮・柔軟宮・不動宮)が同じ
4区分が火×風 or 地×水です。

相性としては中の中で
性質は似たモノ同士ですが、
価値観が対になっています。

例えば

おひつじ座は自分を優先するのに対して、てんびん座は周囲を優先します。

しし座は情熱を持って対応しますが、
みずがめ座はクールに俯瞰して対応します

しかし、唯一無二であること、独特であることを両者は望みます。

このように

性質を補完し合うような組み合わせで
ライバルになりやすく
お互い高め会えるような関係です。

私はみずがめ座ですが、しし座の友人は尊敬出来る人が多く、実際に良きライバルです。

オポジションが人生に与える影響

天体同士のオポジションは
あなたの人生にも影響を与えます。

オポジションに限らずアスペクトを形成しているのならば、

見守られる働きをするものもあれば
監視される働きをするものもあります。

太陽と月のオポジション

神経質になりやすく、自我のコントロールが難しくなる。

本音(月)と建前(太陽)が混同し、葛藤を抱えやすくなります。リラックスできるプライベートな環境で過ごしたい月に対して、太陽が照らしてしまうといった状況に。

リラックス出来ず、緊張した状態が続きます。

ネイタルチャートにこの組み合わせがあると、自分のことを客観視するのが得意な方が多いかもしれません。

満月と新月

太陽と月がオポジションだと、地球に住むわたしたちから見ると、「満月」になります。

満月では気圧が変わったり、波が高くなったりと実生活でも影響を実感することがあります。また、動物の交尾が盛んになるとも言われていますよね。

このように、占星術はイメージだけのハナシではなく、実際の生活ともリンクしていると考えると、より学習が捗りやすいです。

木星と金星オポジション

拡大の木星と、趣味嗜好の金星です。

お互いに「見守っている」星の並びで、
このアスペクトをネイタルチャートに持っている方は、金運が良くて生活には苦労しない可能性が高いです。

与えたり、与えられたりするのが好きなので、贈り物にこだわりが強かったり、自分で稼ぐよりも誰かに稼いできてもらうような玉の輿を実現しやすいと言えます。

土星と木星のオポジション

木星のラッキーに対して、凶星である土星が「監視をしている」星の並びの組み合わせです。

このアスペクトをネイタルチャートに持っている方は、調子に乗ると社会から注意喚起されたり、お叱りを受けたりするかもしれません。

木星は幸運なんじゃないの?
なんで土星のほうが優先されてるの?

アスペクトの解釈は、動きの遅い天体が優先されます。序列が低いほど、強いとおぼえておいてください。

月 影響が弱い↑
水星
金星
太陽
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星 影響が強い↓

よくある質問

よくある質問をまとめてみました。

  • オポジションがたくさんあって不安
  • オポジションは浮気に繋がるのか

Q.オポジションがたくさんあって不安なんですけど…

実際に、あなたの生活で何か問題があったり、不安が続いているようなケースでは、オポジションなどのハードアスペクトが影響している可能性が高いです。

オポジションがたくさんあると、場合によってはリラックスできない、緊張した時間が多くなります。

組み合わせによっては強く制限されることもあるので、ご自身の理解を深めることが必要になります。

ただ、オポジションはスクエアに比べると、そこまで重たいイメージはありません。

【占星術】スクエアが多いホロスコープの対処法を現役占い師が解説

木星や金星が絡んだ場合、ソフトアスペクトとも取れる解釈も出来ます。

Q.オポジションは浮気に繋がるのか

相手の持つ火星と金星が、オポジションなどハードアスペクトを形成している場合、浮気などに繋がる可能性は十分に考えられるでしょう。

恋愛に刺激を求めやすい人に見られるアスペクトと言われています。

そもそもモテるというのがポイントです。

仕事に応用したりと使い方によっては大きく発展しそうなイメージを持てますが、本人が自覚しているかどうかがカギになります。

現実的なハナシ、浮気をされたくないのであればこのアスペクトを持つ人とは関わらないことが良さそうです。(全ての人がそうとは限りませんが)

総括:占星術のオポジションについて

  • オポジションは180度の角度で2つの天体が配置される
  • 緊張や対立を生じさせる可能性がある
  • 吉星同士では見守られる関係となり、その解釈はソフトアスペクトに近い
  • 土星や火星といった凶星が絡むと、非常に厳しい解釈になる。一筋縄ではいかず、要努力となる。
  • 占星術のアスペクトでは、遅い天体のほうがより影響が強く出る
  • 浮気をしやすいなどの解釈も出来る組み合わせがある。
  • リラックスや心の平安を保ちづらい組み合わせになることもある。
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【こんなことが読み解けます】

  • 感性、思考、行動の傾向(性格)
  • 得意なこと(才能)、苦手なこと
  • 仕事や社会で上手くいきやすい方向性(適職、天職など)
  • 気になる人との相性(恋愛や人間関係など)
  • コミュニケーションのクセ
  • 恋愛・結婚などで、どんな人に惹かれやすいか
  • 魂の観点から見た、人生の目的 など

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