こんにちは、現役占星術師のスカルノ(X@sukarno_999)です。

ホロスコープを自分で読もうとしたら挫折した…
こんなお悩みありませんか?
- 読み方が分からない
- 難しくて挫折してしまった
- 結果が矛盾してしまう
- 結果が抽象的になってしまう
などなど
「ホロスコープってどこから読むの?」を解消したい!
そんな方のための記事です。

初心者でも簡単に読めるように解説してみたよ♪
ホロスコープとは
ホロスコープとは、西洋占星術で使われる天体図のこと
生まれた日時と場所から、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個の天体がどの星座に位置していたのかを記号で表します。
主に性格や才能、人生の傾向などを占うために使われます。
また、未来の運勢を予測したり、恋愛や仕事など
アドバイスを得るためにも使われます。

タロットや石を使った占いとは違い
誰が見ても
概ね同じ結果になります
ホロスコープは、古代ギリシャやバビロニアで生まれた占星術の一種です。その後、ローマ帝国に伝わり、ヨーロッパで発展しました。だから西洋占星術。
ホロスコープは、12の星座と10個の天体、
そして12のハウスで構成されています。
ホロスコープで使われる記号について
一般的に使われる記号と
そうでない記号がありますが
諸学者はまずは基本的な記号から覚えましょう♪
星座記号
おひつじ座 | ♈︎ | 21 March |
おうし座 | ♉︎ | 21 April |
ふたご座 | ♊︎ | 22 May |
かに座 | ♋︎ | 22 June |
しし座 | ♌︎ | 24 July |
おとめ座 | ♍︎ | 24 August |
てんびん座 | ♎︎ | 24 September |
さそり座 | ♏︎ | 24 October |
いて座 | ♐︎ | 23 November |
やぎ座 | ♑︎ | 22 December |
みずがめ座 | ♒︎ | 21 January |
うお座 | ♓︎ | 20 February |
天体記号
太陽 | ☉ |
水星 | ☿ |
金星 | ♀ |
月 | ☽ |
火星 | ♂ |
木星 | ♃ |
土星 | ♄ |
天王星 | ⛢♅ |
海王星 | ♆ |
冥王星 | ♇ |
占星術の記号については、以下の記事でも詳しく解説しています。
ホロスコープ作成に必要な情報
ホロスコープを作成するために必要な情報は以下です
情報をホロスコープツールに登録します。
ツールは何でもいいですが、当ブログで公開しているものもあるので
よかったら使ってみてください😊
ホロスコープ一つで色んなことが分かる反面、
見たいことが定まっていないと
ぼんやりした結果になりがちです。
ホロスコープは無料で作れて何度でも読めるので、
初めのうちは「テーマを決める」ことをおすすめします。

何を問いたいか明確にすることで
ハッキリ答えを受け取ることができます♪
1.実際にホロスコープを読んでみよう!
さて、ここからが本題です。
ホロスコープを読む流れは下記です。
もちろん流派や個人によってさまざまですが
私が個人的に鑑定で使用しているフローです。
ここからはホロスコープの読み方について解説していきます。
が、先に注意です。
特に真面目な方が陥りがちなポイントがあります。
それは
細かく見すぎること
星座一つとっても、細かい意味や設定がされています。
それをすべて読んでいくと、ある面では矛盾したり、ある面では全く逆のことを言ってたりするんです。それをすべて同じ優先度で見てしまうと、

ホロスコープが読めない、難しい
となってしまうのです😢

細かく見るのも大事です。
しかし、挫折したら意味ないです!
人生を通して楽しめる占星術だからこそ、
肩の力を抜いて無理なく深めたいです♪
広く見る→狭く見る がを減らすコツです。
天体を区分に分けて雰囲気を読み取る
web上で使えるホロスコープツールには以下のように
区分分けをしてくれているものがあります。
スカルノはこれを使用して区分をササっと解読します。

2区分
占星術では、12星座を「男性宮」と「女性宮」の
2つのグループに分けることができます。
この区分は、その人の性格や
行動傾向を理解するための重要な指標となります。
ここでのポイントは、厳密になりすぎないこと。
範囲が広い分、まだまだぼんやりしていてOK。
「どちらかといえば」が大切です。
2区分については、以下の記事でも詳しく解説しています。
3区分
次に3区分です。
3区分とは、12星座を
活動宮・固定宮・柔軟宮
の3つに分類するものです。
各星座の基本的な行動傾向を表しています。

3区分については、以下の記事でも詳しく解説しています。
4区分
4区分とは、12星座を「火・土・風・水」の4つのグループに分けるものです。それぞれのグループには、以下の特徴があります。
エレメント | 特徴 |
---|---|
火 | 情熱的・積極的・行動的 |
土 | 安定的・現実的・実務的 |
風 | 知的・社交的・コミュニケーション力がある |
水 | 感受性豊か・共感力がある |
自分のホロスコープがどのエレメントに属しているかを知ることで、自分の性格や価値観、人生の方向性などを知ることができます。
4区分については、以下の記事でも詳しく解説しています。
2.天体がどのサインの中に入っているかを調べる
ざっくりと大枠が理解できたところで、
天体と星座のイメージを結び付けましょう!
実践!著名人のホロスコープを読んで検証してみた

大谷翔平のホロスコープを準備してみました。 このホロスコープから、先程の読み方STEPに沿って 彼がどんな人間なのかというのを検証してみましょう。
1.アングルのハウスに入る天体
まずは、アンギュラーハウスに入る天体を見ていきます。
アンギュラーハウスとは…?

アンギュラーハウスとは、1,4,7,10ハウスのことを指します。 同時にこれらはアセンダント、IC、ディセンダント、MCという名前も振られています。
ホロスコープ上では重要な意味を持つハウスなので、覚えておきましょう。
[準備中:アンギュラーハウスとは?ホロスコープのアンギュラーハウスを解説]
大谷さんのホロスコープのアンギュラーハウスに入る天体は、
1ハウスの土星と、4ハウスの水星でした。
《合わせて読みたい》▽
2.比重の高い天体の入るハウス
比重の高い天体の入るハウスを見ていきます。
比重の高い天体とは??
天体によっても重みがあり、重要度は変化してきます。
比重の高い天体とは、ホロスコープの中でも自身に与える影響の強い天体のことを指します。
下記を参考にしていただければ大丈夫です。
[準備中:天体の比重とは?比重の高い天体を調べる方法]
ひとまず、動きの遅い天体は優先度が低いので (ハウスが違うにせよ同世代の人なら全員同じ配置なので)
動きの早い個人天体から見ていきましょう。

【比重の高い天体】
太陽:5ハウス
月:3ハウス
金星:7ハウス
火星:3ハウス
3.その他ハウスに入る天体
海王星:12ハウス
天王星:12ハウス
冥王星:9ハウス
4.アングルと天体の形成するアスペクト
大谷翔平の場合、各アンギュラーと形成するアスペクトはアリませんでした。
アセンダントと〇〇がコンジャンクションやオポジションなどのアスペクトは 自身の性格や周囲からの第一印象に強く影響される場合が少なく有りません。
5.その他のアスペクト
その他のアスペクトを見ていきます。
アスペクトの解釈は占い師や研究家によって異なります。 このあたりは検証が必要になるので、自分でデータをたくさん集めると、解釈の幅が広がるのと精度が高まり、よりお客様の反応が良くなったりします。
天体・ハウス・サインの意味
それぞれの意味については別で解説していますので、参考にされてください。
このあたりの意味についても、要検証です。
自分でデータを収集しつつ、精度を高めていきましょう。
《合わせて読みたい》▽
さらに理解を深めるには?
マイナーな天体やマイナーアスペクトも取り入れると、さらに理解が深まります。
しかしながら、今回紹介したステップを基本にすることが大切です。
いろんな意味が増えていくとどこを見ればよいか分からなくなり、鑑定結果がぼやけてしまうという懸念点があります。
依頼者の質問に適切な回答ができない場合などに使うのが良さそうです。
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